みんぱくのプレイベント「音楽の祭日を10倍楽しむ方法」に行ったら‥

 どうも、エンジンズです。

 

毎年夏至に開催される音楽の祭日、前にもお知らせした通り明日14時50分からライブいたします。


さてそれはさておき、みんぱくではウィークエンドサロンと称して研究者が一般市民に研究している内容を教るという、研究者のアウトリーチ=公開授業を行っています。

今回、音楽の祭日に引っ掛けて「音楽の祭日を10倍楽しむ方法」というのが開かれると知って、ちょっとした好奇心から覗きに行ってまいりました。

 

自宅からみんぱくまで結構な距離があるのですが、それより遠い感じのする万博中央駅とみんぱくをてくてくと、、ほんま遠いです。

 

みんぱくはとにかくデカい。

中がほんまに広くて、甲子園球場1個分ぐらいあるのではと疑ってしまうほど。

 

展示室をみて回るのに出口がわからず、半泣きになることもしばしば。
これは昔流行った(知らん人多いでしょうねw)巨大迷路の名残かと思ったり。

 

さて今回のウィークエンドサロンは出口正之先生。

どんな話をしてくれるのでしょうか。

 

静かに待っていますと、先生が登場。

 

音楽の祭日はみんぱく最大のイベントなのだそうです。


1日の入館者数が7000人を超すイベントだとか、、

 

へ〜それは知らんかった。。

 

また研究者でも珍しい楽器を持っている方や、大きなガムランのゴングを所有している方など様々な方や音楽サークルがでている事を説明されました。

  

素晴らしい。

 

「そこで今回はこのグループを紹介したいと思います、、」

 

へ〜だれやろか、、、

 

「THE ENGINES」


一瞬椅子から転げ落ちそうに(笑)


でもエンジンズ、音楽の祭日ではかなり浮いた存在。

そのウチがなんで?、、

  

エンジンズは音楽の祭日の時、いつものライブとは違ってMC代わりに前説を入れています。

その時に、みんぱくの音楽展示のことを触れた時があって、是非見に行って欲しいとお話をしました。

 

ほんまここの音楽展示面白い。

 

普通この種の展示というのは遠い海外のどっか知らん国の珍しい名産品?!を並べてる感じでしょ。

 

でもここのは違ってて、博多めんたいロックのサンハウスや、奉安洋行の細野晴臣や、ハッピーエンドのジャッケットがあり、大分の名物流しコンビのはっちゃんぶんちゃんがあり、果てはバタやんこと田端義夫や、憂歌団の木村充揮のギターが博物館らしく展示されていて、すげ〜!!木村充揮ついに博物館入りや!と驚いたり、、

全然国立の施設らしく無く、「なんや、みんぱく音楽分かってるやん!」(おもいっきり上から目線やけどw)と思わす内容なんですね。


それで、そのことを皆さんに知らせたくて話の中で触れさせていただきました。

 

出口先生のそのことを覚えてくれてたんですね。

 

ありがたい話です。

 

みんぱくは普通収蔵品を集めてく場所だけれども、音楽の祭日は音楽の方から磁力に引っ張られるように勝手に集まってきた。

先生はエンジンズを例に上げられ、こういったグループはみんぱくに触発され、そしてそれをみんぱくで演奏する。

 

展示してハイ終わりじゃない。

そこからまた新たな音楽が始まっていく。

 

みんぱくとは博物館という既成概念に縛られない場所であり、人間の音楽が創造されていく場所でもあると。

 

音楽の祭日はその意味において、大変みんぱくらしいイベントだと強調され、お話をまとめられました。

 

エンジンズそんな難しいことわかりませんけど、こと音楽の展示については目指してることは一緒やなぁと思っていたので、取り上げられて嬉しかったです。

 

とここまで書いたので、明日の前説は短めにします。

 

 

そうそう、セットリストだけ書いときます。

 

1)トッテンソング (ベトナムのストリートミュージック)

2)オイガメジュニアータ(南米のブードゥー?に影響のあると言われてる楽しい曲)

3)ラジャマチクマチ(ネパールの恋唄)

4)カラシラマス(ギリシャ・トルコの変拍子舞踏曲)

(写真はエンジンズが写っているスライドと出口先生)

プロフィール

 

1998年元々幼なじみであったTp西田とAcc 柳本がキング・クリムゾンのライブで再会したことがきっかけになり、柳本の大学の知人関係であった(Tp寺地・B高松・Vo川端・Tb今井B.Sax今井)及びGの辻野と西田の仕事仲間であったDrの山中が合流、本格的なバンド活動が始まる。

2002年第16回帝塚山音楽祭に応募したことがきっかけとなってあちこちの音楽祭イベント・ライブハウスなどに出演するようになる。

当初はR&Bやスカなどがレパートリーであったが徐々に変質化、「民族音楽としてのロックンロール」をテーマとして活動し行くようになる。

ギニアのポップス、東欧クレズマー、バルカンビート、演歌、ラテンポップ、フレンチロック、70年代歌謡曲などある種節操のない音楽傾向と相まって,後に参加するukuleleの中園、Vlの丸田らによってロックバンドとしては多人数の12人編成となり音楽的世界漫遊に深みを増している。

2009年Perc.にリカコが新加入し、これによりリズム隊がより強化された。

2017年第31回帝塚山音楽祭に連続16回連続出場を果たした。

2016年 新ボーカル あゆが参加。

2018年にリカコに代わりパーカッションにマイケルが参加、また同年アヤコがクラリネットに参加している。